我不知道中文怎麼說…
台南の烏山頭水庫にある八田與一の銅像が何者かに壊されました。
現段階では誰が、何の目的でこのようなことを行ったか分かりません。
しかしこれだけははっきりと言えるでしょう。
「銅像が壊されても、日本と台湾の絆は1ミリたりとも傷つかない!」
この銅像は烏山頭水庫ダムの完成後の1931年(昭和6年)に有志の住民が作りました。
戦時中、軍から金属回収命令が出たため、銅像も撤去され武器に転造されそうになりました。
しかし地元農民の手により銅像は隠され、回収を免れました。
戦後の蒋介石時代は日本統治時代を否定するため、日本人を顕彰する銅像は破壊されました。
このため地元農民は銅像を隠し続けました。
その後、蒋介石が亡くなり国民党の絶対的な支配体制が弱まるまで銅像はずっと隠されました。
銅像が面に出せるようになったのは1981年。
地元農民の方々の強い意志があったからこそ、数々の破壊の危機を乗り越え、銅像が守られ続けました。
その銅像が2017年に壊された・・・
嘉南農田水利会が銅像の母型があるので再生はできるでしょうが、5/8の墓前祭を前にご遺族の方の気持ちを思うと胸が痛みます。
長年銅像を守った地元農民や八田與一を慕う人々を思うと、悲しみや怒りなど様々な感情が出てきます。
「犯人憎し」の気持ちは当然ありますが、そこで止まってはいけないのではないか。
嘉南平原に水を行き渡らせようとした八田與一の心や、八田與一の銅像を守ろうとした台湾の方々の心を後世に受け継ぐことこそ大切だと思います。
一歩たりとも立ち止まらず、みんなで日台交流を発展させ続けましょう!