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台湾政府がバナナ供給量の安定化と、日本への輸出強化に取り組みます。
中央社の記事によると、供給不安定とコストの高さが日本への輸出が少ない理由だそうです。
台湾産バナナの最大のライバルは日本シェア78.5%を占めるフィリピン産です。
平均してフィリピン産の値段は台湾産の半額です。
しかし台湾産は価格変動が大きいので、フィリピン産より安いときもあります。
実は昨年の夏から秋にかけて、台湾産はフィリピン産の半額ほどの値段でした。
それでも日本に流通しませんでした。
先日、その理由を台湾バナナの最大の産地である高雄市農業局にインタビューしたところ、日本へ輸出が増えなかったのは流通経路が無かったためだそうです。
かつて日本に流通するバナナは100%台湾産でした。それが今では0.16%です。
シェア回復には流通経路の回復も必要で、そのためには日本で台湾バナナを食べる機会を増やして、取り扱う販売店が増えるように応援したいな。
・(中央社)台湾バナナ農家を育成へ 安定供給で日本への輸出拡大目指す